岡山県生コンクリート工業組合

岡山県・笠岡市「総合防災訓練」 (2024.11.16)

11月16日(土)、岡山県と笠岡市が合同で開催する「総合防災訓練」が、笠岡市総合スポーツ公園で開催されました。岡山県生コンクリート工業組合では、生コン車で水を運ぶ役割を担当し、訓練に協力しました。

当日は、県警、消防、自衛隊など約50団体から500人が参加しました。訓練に当たっては、当組合に所属する角田興業の生コン車が、会場内に仮設で設置するプールに水を運び、その水を使って消防が放水訓練を行いました。また、ヘリ発着に伴う粉塵を抑えるため、臨時のヘリ発着場所へ散水を行いました。
近年、大規模災害時に生コン車が水を運んで消火活動に協力したり、生活用水としてトイレの水や、床上・床下浸水した家屋の洗浄水として利用するなどの実績が増えてきました。例えば、数年前に起きた糸魚川の大規模火災や、今年の正月に発生した能登半島地震など。
今回の総合防災訓練と通じて、生コン車が大量の水を運ぶことが出来ることを、関係者や一般見学者の方に広く知っていただく良い機会となりました。